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ところが我々の体は複雑にできています。
脂肪のたまるところは、脂肪だけがあるわけではないのです。
しかも、それらは、身体にとっては大切なものである場合があります。
血管であったり、神経であったりです。
ですから、医師という、専門的な人が必要とされるわけです。
つまり、脂肪吸引機を使って、ただやみくもにかきだせばいいというわけではありません。
でないと、血管や神経を傷つけてしまう恐れがあり、後遺症が残ることも考えられます。
また、手術の時間がかかればかかるほど、体にも負担がかかってしまいます。
いかに我々にとって大切な組織を傷つけることなく、スピーディに手術を終わらせるかが、美容外科医の技術力ということになります。
少し昔なら、絶対に治らないといわれていた病気も、医療技術や機器の進化に伴い、容易に行うことも可能になりました。
これは脂肪吸引にも当てはまる話です。
つまり、身体の負担を最小限に抑えながら、脂肪吸引を効率的に行う方法が日々、開発されているのです。
その中で、今多くのクリニックで用いられている脂肪吸引の方法がウエット法とかチュ−メセント法と呼ばれる方法です。
これらはあらかじめ、生理食塩水、麻酔や止血剤といったものを体内に注入します。
こうすることで、周囲にある血管や神経を傷つけることを防ぐことができます。
また、生理食塩水は、脂肪を柔らかくする作用があります。
液状になって取り出しやすくなった脂肪を先ほどの吸引機を使って取り除きます。
こうすることで、手術時間はより短縮することが可能です。
また、カニューレの先からこれらを出しながら、同時進行で脂肪を吸引するという方法もあります。
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